食物繊維がたっぷり含まれていてスーパーフードとして、ここ数年ニューヨークやヨーロッパでブームになり、改めて注目されています！ タイガーナッツそのものに甘さがあるので、そのままポリポリ美味しい!!ミキサーにかけてスムージーなどにするとさらに食べやすい!! 植えっぱなし、ほぼ放任で手間いらず!!畑でも大き目のプランターでも簡単に収穫できます! ナッツと呼ばれますが実際にはナッツでなく小さな塊茎（かいけい）です。 塊茎にはカルシウム・マグネシウム・鉄分などのミネラル、ビタミン類、カリウム、オレイン酸などを豊富に含みます。 タイガーナッツは、実は野菜の一種です。 食用ガヤツリの根の部分が大きく成長したもので、4000年ほど前から食べられていると言われています。 食物繊維、タンパク質、および天然の糖質が非常に高く、古くから利用されてきました。 アフリカでは何世紀にもわたって重要な食物として使用され、古代エジプト人はタイガーナッツを愛用していました。 学名：cyperus sculentus lativum 英名：tiger nuts, chufa タイプ：カヤツリグサ科カヤツリグサ属多年生植物 (掘り起こして収穫する場合は1年草扱い) 収穫：定植後約6か月後、葉が茶色くなってきたら収穫時期です。 1株から50〜100粒程度収穫出来ます。 落花生を掘り起こす要領で収穫します。 根に着いた豆状の部分を取り、良く水洗いして2〜3日天日干しにして利用します。 【育て方】 ■植付け 栽培方法は非常に簡単です。虫も付きにくくほぼ農薬も不要です。 日当たりと風通りの良い場所、土壌は水はけが良く砂などが多い土壌を好みます。 一般的な培養土でプランター栽培も可能です。 プランターは野菜用の深めのものを使用してください。 元肥、追肥とも一般的な果菜類よりはかなり控えめにして大丈夫です。 窒素肥料(油かすなど)のやりすぎに注意してください。 水やりは、畑植えの場合は定植後にたっぷりあげその後はよほど乾く場合以外不要です。 真夏の水切れには注意します。 プランターの場合は定植後にたっぷりあげ、その後は土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。 ■収穫 定植後5〜6か月経過し、葉が少し黄色くなってきたら株ごと掘り起こして収穫しましょう。 根から塊茎を取り、洗浄して細かい根などを取り3日程天日干してください。 塊茎の周りに薄い皮がありますが、皮つきで食べられます。 収穫後の塊茎を少し残して翌年春に蒔くと、同様に収穫できます。 ■熟成方法 収穫後すぐに食べることも出来ますが、乾かして熟成させれば甘みが増します。 【注意】 害虫が好むので充分乾燥させた後に、虫が入らない冷蔵庫の中などで、プラスチック容器などに入れて保管してください。 【利用方】 スナックとしてそのまま食べても歯ごたえと自然な甘味があり、ナッツ感覚で食べられます。 ミキサーで細かく砕いてミルクと混ぜたり、スムージーなどでより摂取しやすくなります。 粉にしてお菓子の原料としても使えます。 粒のままヨーグルトに混ぜて、冷蔵庫で1晩ねかし、ジャムなどで味付けすると少し柔らかくなり食べやすいです。 タイガーナッツの伝統的な利用方法は、オルチャータと呼ばれるベジタブルミルクにします。 地中海沿岸で最もポピュラーな飲み方です。 【オルチャータ（ベジタブルミルク）の作り方】 用意するものはタイガーナッツ50gに水200mlです。 1.タイガーナッツを一晩水に浸して柔らかくしておきます。 2.柔らかくなったタイガーナッツを水と一緒にミキサーにかけ、しっかり粉砕します。 3.細かくなったタイガーナッツはアーモンドミルクを作るのと同じ要領で、大きめのガーゼなどで絞ります。 4.白いミルク状の液体はオルチャータとして、搾りかすのナッツパルプはクッキーの生地などに混ぜて利用できます。 【お読みください】 お届けする苗の大きさは、出荷期により大きくなったり小さくなったりします。掲載画像は苗のイメージです。お送りするタイミングにより苗の大きさはかなり変わります。苗の大小はその後の生育には問題ありません。弊社出荷基準によりお送りしております。ご了承ください。 植物には個体差があり、すべての株が同じように生育するとは限りません。収穫量や味、柔らかさ、糖度などは毎年の気候や栽培環境で変化します。ご了承ください。