おそらく総合的に見て、1番栽培の容易な小玉スイカはコレ! 果重2〜2.5kgの高球形の黄肉小玉種。 果肉は鮮やかな黄色でシャリがあり、糖度も12度内外と高く食味が非常によい。 果皮は濃緑で縞も太く、小玉種ながら迫力のある外観。 低温や低日照の条件下でも、開葯しやすく着果が安定する。 「紅こだま」と同じで広く一般的に「黄こだま」と言えば本種をさす場合が多いですね。 草勢も中位で、花も良く咲き、花粉も良く出る優等生 非常に取り回しのしやすい草勢と立毛。小玉スイカの入門種としては最高です。花も花粉もよく出るため、着果過多には注意し、なりすぎの場合は意図的な摘果が必要な場合があるほと成り込みが良い。 非常に着果しやすいため、成らせすぎには注意が必要。 スイカの天敵! あの黒いヤツにはどう対処すればいい!? スイカの天敵、カラスに有効な対策法とは?まずはCD、カラス模型など、目の良いカラスの「視覚に訴える」対策。しかし、カラスは大変賢く、すぐに慣れるので様々な変化をつけていく事が大切です。 頭の良いカラスは「何かいつもと違う・・・何かヤバイ・・・」と感じたら近寄ってきません。安心させてはいけません。イヤガラセを継続的に! また、「縞模様がない」「色が違う」「大きい」などのスイカをチョイスするのもベター。頭の良いカラスは縞模様や形状からスイカを選ぶ習性があるからです。 あまり大規模菜園でなければ防鳥ネットを展張するのが物理的に最良です。ダンポールなどのトンネル支柱資材を活用し防鳥トンネルなどを作ると良いです。 カラスの頭の良さを逆に利用してやろう! 新しい品種達は、このような調査・試験を繰り返し誕生します。 この写真は、育種研究農場で頻繁に行われている調査の一コマ。色・味・シャリ・糖度・硬さ・香り・etc・・・。栽培方法から耐病性に至るまで、徹底的に調査され合格点に達した品種のみ、「品種名」が与えられ商品となります。 名が与えられた品種は何かキラリと光る「個性」があります。(*`▽´*)キラリ☆! 夏頃になると良くお問い合わせ頂きます、この症状なんだかわかります? 主に放任栽培をされている方から、初夏~お盆にかけて「葉っぱが何かおかしいんだよ~」や「黄色い斑点が出てきてどんどん酷くなるんです~」みたいなお問い合わせを良く頂きます。恐らく程度の差はあれ左記画像の様な感じだと思われます。この症状なんだかわかります? これは病気じゃないんです。「ダニ」の食害なんです。画像は比較的初期の症状なんですが、酷くなると黄色い斑点で葉がダマダマになります。 葉の裏をめくってみてみると、ちっちゃい点々が見えますかね、矢印が付いていないとこにもチョイチョイいますね~。(老眼のおっさんの目ではもはや限界です...。)葉に黄色いカスリをチラリとでも確認したら、即防除をしないと手遅れになります。(この症状を知らないと、何かの病気か生理障害と勘違いしてしまうんです。どんな病気の薬や液肥をやってもダメなんです~と良くお問い合わせ頂きます。) で、ここで注意が必要です。防除対象は「ダニ」です。いわゆるアブラムシやアザミウマみたいな「昆虫」とはチョイと違う「似て非なる虫」、一般的な殺虫剤はほぼ効きません。「対・ダニ」用の資材が必要になります。 家庭菜園適期表