●肥大と形状のよい根腐病複合耐病種 株張りが比較的旺盛で玉肥大がよい。過剰な生育をしにくく、秀品率がすぐれる早生種。根腐病レース1と2に複合耐病性をもち、発生産地でも安心して栽培ができる。冷涼地の初夏どりや中間・暖地の初秋・晩春どりの栽培に適する。 ●秀品率が高い濃緑の扁円球 玉は包皮性にすぐれた濃緑の扁円球。 生育初期が比較的低温の作型でも、スパイラル球や分球の発生が少ない上、球尻は葉柄の幅が広く、タコ足球の発生も少ない。 また葉は肉厚なので、長雨後の急激な日照が原因で発生する株のしおれや、玉表面の焼け症状も発生が少ない。 ●軟腐病や斑点細菌病に強い 梅雨や秋雨など多湿条件で発病が多くなる、軟腐病や斑点細菌病にも比較的強いので、安定出荷が望める。