品種の特徴 草勢は初期から強いが芯どまり少なく、中盤以降も草勢維持。 節間長は抑制作用品種としては長め。 果形やや甲高な扁平。果重200g程度で肉質非常に硬い。 他の耐裂果性品種と比べても高温期の耐裂果性が極めて優れる。 他のTY耐病性品種と比べても黄化葉巻耐病性に優れる。 高温環境での着果性に優れる。 高温期の着色・果皮ツヤに優れ、尻腐れも少ない。 晩性で収穫開始がやや遅い。収穫後の色回りもやや遅い。 ベースグリーン薄め(幼果色の緑色は濃い)。 【耐病性】 黄化葉巻病(イスラエル型・マイルド型)/斑点病/葉カビ病(Cf-9)/TOMV(Tm-2a)/萎凋病レース1・2/ネコブセンチュウ 栽培のポイント 窒素過多・草勢過多の場合は果実の花落ち部が乱れるので注意。 接木の際はやや大人しめの台木を選定する。 若苗定植を避け、元肥・追肥の窒素量を10〜20%減らす。 越冬作や促成・半促成には葉勝ちになり不向き。