マインは、セメント、漆喰、石膏プラスターなどに混入し、着色する顔料です。 マインの粒子が十分に分散し、セメント、漆喰、石膏プラスターなどの粒子間に介在または付着することにより、目的の色を表現します。 <使用方法> 1. あらかじめ計量しておいたマインを10倍の量のセメントに入れ、カラ合わせをしてセメントカラーをつくります。 できたセメントカラーを残りのセメントに入れ、十分撹拌しよく混ぜ、50~100メッシュ位のフルイ網に通します。これを5回繰り返してください。 このカラ合わせ作業が、色ムラのないモルタルを作るうえで、最も大切なポイントとなります。 2. カラ合わせの済んだセメントカラー(マイン+セメント)に、砂または珪砂、その他の混合物を混ぜてさらにカラ合わせをします。 3. カラ合わせしたものに、水を加えて混練りします。水の量は正確に計量してください。 ※マインそのものは水を加えても固まりません。 セメントに多量に加えると強度を多少低下させます。 セメント重量比で床は3%、壁は5%以内加えるのであれば安全です。 マインは、セメントのほか、漆喰や石膏プラスターなどにもお使いいただける着色材です。